フランス生まれのおしゃれなお花、プリザーブドフラワーとは
プリザーブとは、英語で保存という意味です。
生花を特殊な溶液で脱色、染色し、柔らかく保てるように加工しています。
どんな色のお花も、一度脱色で白にし、それから染色で様々な色のお花になります。
柔らかく保てるように加工されているので、ドライフラワーのようにパリパリにもならず、
瑞々しい感じです。
間違ってお水をあげてしまった!なんて事もあるくらいです。
又、加工液については厳しい基準をクリアした、人体に無害な安全な物です。
代表的な花材はバラです。たくさんの種類、色が有ります。
カーネーション、あじさい、ダリア、マム(菊)、デンファレ、ジャスミン、ブルースター、ガーベラ
スカビオサ、マリーゴールド等、新しい花材もたまに出ます。
グリーンは、アイビー、ユーカリ、レモンリーフ、ラムズイヤーリーフ等たくさんの種類があります。
これらはいくつかのメーカーさんで作られています。
メーカーさんによって、少し特徴もあるようです。
バラも品種が違うので、シルエットや花びらの枚数や高さなどが違います。
カラーリングもメーカーさんの個性が出ているようです。
代表的な日本のメーカーさんで見学をさせていただいた事がございます。
とても広い敷地に、大きな工場、厳しい管理、最新のシステム・・・
研究に研究を重ね、魔法のお花が出来上がるのです。
バラの開花とは?
当店ではメーカーさんから購入したバラをそのままアレンジにするのではなく、開花をしてからアレンジに使っています。(デザイン上、開花しない方がよい場合を除きます)
開花にはいろいろな方法があります。
花びらの間に綿花を入れて開かす、花びらを少し手で開かせてその間にボンドを入れて咲いた状態に留める等
特に決まりはなく、店舗やデザイナーによって技法が違います。
当店では、花びらを一旦剥がして、咲いた状態になるように一枚一枚を貼り戻す方法をとっています。
一番時間と手間がかかる方法ですが、かわいく仕上がります。
このように開花したバラをメリアといいます。
ご注意!お取扱いについて
お水やりはしないで下さい。
直射日光を避けて飾って下さい。直射日光は退色の原因です。日の当たらない場所ですと長持ちします。
高温、多湿は苦手です。カビの原因となります。湿気が多いと色が薄くなり透明のようになる事もございます。
こうなった場合、場所を乾燥したところに変えていただくと元に戻る事もございます。
色移りする事もございます。濃い色はお気をつけ下さい。壁や洋服に付く事もございます。
又、隣のお花に色が移る事もございます。
飾られる場所を少しご注意いただければ、とても長くきれいな状態を保つ事が出来ます。
製品について
はなびらが破れていたり、ひびが入っていたりする事もございます。
生花の加工品ですのでご了承ください。
お色は写真と少し違う場合もあるかもしれません。
パソコンのブラウザによって見え方が違いますし、お花自体もケースによって同じ品番でも少し違う場合がございます。ご了承くださいますようお願い致します。